バレエとスタバ
気力も充実して、やる気もいっぱい。より積極的にちいさなことにもヒントを見つけて学ぶ。バレエで達成感のある時間をすごす。その裏にはスタバに行って静かな時間をすごし、頭の中を整理している。こうすればよかった、こんどはこれをやろうあれを片付けようと、現実を直視して優先順位をつける。詰まっている原因を取り除く。
これは君が「拡張プロセス」と「平衡プロセス」をバランスよく行っているということなんだ。だからいい循環が続く。
拡張プロセスと言うのは、パワーやスピード、効率を重視して、どんどん新しいことをやってゆく状態。商売だったら売り上げを増加させようとすることだし、バレエだったらうまくなろうと練習することになる。
平衡プロセスというのは、拡張プロセスに抵抗しようとする要因。体が疲れて重くなったり、まちがった動きを体が覚えてしまって、強引に足を上げようとしてもあがらなくすることになる。やりすぎを止めようとする。力を入れてもぎくしゃくするだけ。スランプにもつながる。かえって力を抜いてスーッとあげればいいのに、それのことが見えなくなる。
平衡プロセスはゆっくりした時間の中での変化、拡張プロセスでだいぶ前にやったことが遅れて現れてくるという特徴があるようだ。だからあせらない、必要な薬の量を飲んだら、あとは効くのを待つ態度が必要。あせると揺り返しが出る。
拡張プロセスと平衡プロセスの組み合わせは、物を作ることと片付けることの組み合わせのようなもの。片付ける時間は無駄ではない。あせらず待つのも無駄ではない。
ゆっくりとした時間の中での変化を見ること。対処療法ではなく、詰まっている要因を見つける目を養うことが大人には必要。立ち止まってみる景色は違う。
「最強組織の法則」って本が教えてくれた。(英語のタイトルは「The fifth discipline」 by Peter M. Senge)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home