自分と重なる思い
スランプのときクララの一番力になったのは、ピアノの先生に話を聞いてもらったことだとクララは言っていた。後で聞いたのだが、ピアノの先生も、若い頃の自分と重なるものをクララの中に見ていたという。だから共感できたのだろう。
クララにしても、ヨセフにしても、ルカにしても、大人はとても自分たちとは違う物だと思っているだろう。だけど大人たちにとって、中学高校時代は自分も通ってきた道でもある。歳がすごく下であっても、君たちの中に自分と重なるものを見ることがあるんだ。
大人だって、子どもを尊敬することがあるよ。
君たちなりの、いろんな試練を乗り越える努力は、ちゃんと評価されているんだよ。
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